皆さんは、○○接骨院とか△△整骨院という看板をよく見かけると思いますが、この2つに違いがあると思っている人は多いことと思います。
 国家資格は「柔道整復師」といって、同じ免許です。では「柔道整復師」とは、どんな治療を行う資格なのかということです。
それは、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(ざしょう・肉ばなれのこと)を取り扱う人のことです。
それなら、整形外科と同じではないかと思われることでしょうね。
医学的には、骨折や脱臼等を処置する時に2つの方法が考えられます。
  それには、
1.観血療法
2.非観血療法 があります。
 1.は、メスを使って切開処置する方法でいわゆる外科手術・OPE(オペ)です。
手術というと殆どの人がこの方法を思い浮かべる事と思います。
西洋医学が東洋医学より優れている点の1つに、この外科手術が発達したことだともいえます。
 東洋医学でも2000年以上前に外科手術を行っていましたが(むしろ西洋よりももっと早い段階で行われていた)、華佗という天下の名医を自分の病気に麻酔をかけて手術をすることに疑問をもった時の権力者、魏の曹操が殺してしまったことにより、学問が継承されず、その後あまり発展されなかったことは、歴史上悲しい出来事でした。
 しかし、東洋医学では、2.の非観血療法が発達しました。

これは、皮膚内で起きた骨折や脱臼等を切り開かずに手で診察し、治療する方法の事を指します。
骨折や脱臼した部分を元の場所に戻す事を「整復」するといいます。
柔道整復師には、この「整復」という2文字がつけられています。
 いまでこそレントゲン撮影ができますが、それは100年にも満たない歴史です。「手でさぐり、身体の中をうかがう」3000年の東洋医学の英知が外傷(けが)を診たてる方法にもたくさんあるということです。
 接骨院・整骨院は、メスで切り開かずに、骨折や脱臼を“手だけによる手術”で治すところです。
 骨折や脱臼、アキレス腱断裂などの外傷で(観血療法)手術を受けたくない方は、是非ご相談してみていただきたいと思います。
メスを入れた方がいいか、入れなくてもいいかの判断が下せると思います。

次からの項目で、皆様に具体的な細かい点をお伝えしていきたいと思います。
  1. 骨折かどうかを判断する方法は?
  2. 骨折を診てもらうには、どのぐらいの時間がいいの?
  3. 骨折の時 観血療法と非観血療法のどちらを受けるかを患者が判断するには?
  4. 脱臼と捻挫の違いは?
  5. 脱臼でメスを入れる時と入れない時の治り方の違いは?
  6. 骨折・脱臼に鎮痛剤はいらない?!
  7. 捻挫って何日ぐらいで治るの?
  8. 打撲はこわい!
  9. 肉離れってなに?
  10. アキレス腱断裂って、メスを入れないで治るの?
  11. 拘縮(こうしゅく)ってご存知ですか? (NEW!)
     関節の固定は何日目までが適当か!!
  12. どのぐらい難しい骨折まで手(徒手整復術)で治るの?





1.骨折かどうかを判断する方法は?

 骨が折れると、折れたところが局所的に集中してものすごく痛くなります。触ると耐えがたい痛みが発生します。これだけで十分骨折と判断してよいと思います。捻挫や打撲の経験がある人なら、「今までと違う痛み」という言葉で十分形容できます。

 また、怪我をした直後5〜15分以内に見る見る腫れあがったらまず骨折を疑ってよいと思います。

 ただし、10歳以下の子供はポキッと折れませんので、上記に当てはまらない事があります。また、ヒビがはいった程度であったり、高齢者の場合痛みを強く感じない・腫れないということがあります。

 そんな時は、末端部から身体の中心に向かって叩いてみてください。

たとえば、指だったら爪先からひとさし指をはじくようにして軽く“とんとん”と叩きます。前腕の骨だったら、手首を曲げて、相手の手のひらをひじに向かって“とんとん”と押すように叩きます。上腕の骨だったら肘を肩に向かって垂直に叩きます。この検査で痛いようなら骨折を疑います。ポイントは、直角に叩く事です。個人的には100%に近い簡単な検査法だと認識しています。

 もっとわかりやすい方法は、
  酒を飲んだとき、ズキズキしてくると骨折で、痛みが和らぐと打撲か捻挫だという事です。酒の量が多くなると骨折部を中心に腫れあがります。とても解りやすいでしょう?!お風呂に入っても同じです。血行が良くなったり、身体が温まると良くないということがお分かりでしょう。自然に冷やしたくなるようなら骨折を疑えという事です。ちなみに脱臼も同じ現象が生じます。

 (この文章を読んでから、ホントかな〜と思って酒を飲もうとしているあなたの勇気に敬意を表します。かなり痛いですよ) 



【骨折したときに乾杯は…】


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2.骨折を診てもらうには、どのぐらいの時間がいいの?

 骨が折れると5〜15分後には腫れあがりますから、できるだけ早く医師または柔道整復師に診察を受けることをお勧めしますが、すぐに受診できない環境にあるのが普通です。通常1時間以内ですと整復するときも患者さんはほとんど痛みを感じません。骨折や脱臼は1時間以内に治療をはじめると治りも非常によく、受傷以前となんら変化がないまで良好に治癒に導けます。勿論内出血の出現もありません。ただし、整復という非観血療法(徒手整復術)を施し、固定の処置を正しく行ったときに限ります。

 医学上では6時間以内ゴールデンアワーといいます。6時間以内だと折れた骨の周辺の筋肉が硬くなっておらず、処置しやすい状態です。6時間あれば、今の日本なら受診する意思さえあればどこかで医療機関を見つけることが可能だと思われます。早く治りたいと思ったら放置しない事です。24時間以上経過すると殆どの人は腫れあがり、内出血が出現し、痛みが広がり、どこが痛かったのか、どこが一番痛いのかを伝える事が困難になります。徒手整復するのも困難を極めます。できない事はありませんが、つらい思いをするのは患者さん本人だという事です。治りも若干遅くなります。36時間、48時間と時間が経過すれば経過するほどこの傾向が強くなります。

骨は3日経ってもくっつこうとしませんから、72時間経っても遅すぎるという事はありませんが、10日目あたりが限界に近いと認識してください。
個人的には14〜5日目でも大丈夫な人がいると認識していますが、年齢によります。
  
4歳までは 4日目頃まで
5歳までは 5日目頃まで
6〜8歳までは 6日目頃まで
9〜10歳までは  7日目頃まで
11〜15歳までは 8日目頃まで
16〜20歳までは 9日目頃まで

21〜25歳までは

10日目頃まで
26〜30歳までは 11日目頃まで
31〜45歳までは 12日目頃まで
46〜60歳までは 13日目頃まで
61歳以上は 14日目頃まで
骨粗鬆の傾向や重い既往歴のある高齢者は 15日目頃まで

 上記日数までなら整復が可能かなという印象をもっています。ただし、あくまでも目安であって、その日にちまで大丈夫という意味ではありませんのでお間違えのない様にくれぐれもお願い致します。観血療法と同様に、非観血療法を実施する際も、レントゲン撮影をし、骨折部位を拝見したのち判断しているという事には変わりありません。


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3.骨折の時 観血療法と非観血療法の
      どちらを受けるかを患者が判断するには?

 骨を折ったことのある人は「折れたな」とわかるものですが、初めての場合は疑心半疑なものです。疑わしい時は、すぐ専門の医療機関を受診される事をお勧めいたします。骨折の処置は、早ければ早いほど予後(あとあと)がいいからです。

 骨折は、単純骨折(閉鎖性骨折)
複雑骨折(開放性骨折)に分類されます。

 簡単にいうと前者が接骨院、後者が整形外科医院適応の医療機関です。

 ただし、単純骨折(皮膚から飛び出ない骨折)でも、観血療法が必要な骨折もあります。それは、

1. 内臓に重い病気を抱えていて骨の再生が困難なとき(病的骨折)
2. 再生不可能な場所が折れたとき(栄養血管欠如による阻血性壊死)
3. 骨がばらばら・粉々になったとき(粉砕骨折)

 です。

1.は本人が知っている事が殆どでしょう。
2.は専門家の知識が必要ですが、身体全体に何ヶ所かしかない場所です。非常に珍しいため、レントゲン撮影をしないと判断できません。
3.もレントゲン撮影をしないと解りませんが、かなりはれあがり、痛みも強いため本人はすぐ救急外来の受診を希望する事と思います。

 整形外科医が観血療法をするか、しないかを迷う時は以下の状態が考えられます。


1. 1本の骨が1箇所で折れた際、転移が著しいとき(単数骨折)
2. 1本の骨が2箇所で折れた際、転移が著しいとき(複数骨折)
3. 1本の骨が3箇所以上で折れた際、転移が著しいとき(重複骨折)
4. 2つ以上の骨が同時に折れた際、転移が著しいとき(多発骨折)
5. 骨折を2週間以上放置した場合(肉芽組織の混入)


 骨折は早い段階で処置をしないと、折れた骨と骨の隙間に筋肉が入り込んで骨の癒合が困難になり、観血療法が必要になる場合がありますが、多部分の骨折は、2本の骨が少しでも接しているとくっつきます。

 整形外科医が手術(観血療法)をしなくてもくっつくと判断した時は

 徒手整復術(非観血療法)をご検討ください。骨の癒合は早まり、処置後に痛みを伴わなくなる治療法です。手術(観血療法)を勧められた場合でも、2〜3日はすぐに決めなくても大丈夫。徒手整復術(非観血療法)で治癒に導けるか、お近くの柔道整復師にご相談の後、決定する事をお勧めいたします。


 ここで決め手になるのは、皆さん自身が骨折した骨を〈ここまでもとの状態にもどしたい〉という気持ちになることだと私は考えています。そのことがその後の日常生活を大きく左右する事になります。整復しないで骨が癒合すると、日常動作が極めて困難になる事が少なくないからです。

 2本に折れた骨や2箇所折れた骨を手でもとに復元する技術が「柔道整復術」です。古来より柔術・柔道の稽古中にでたけが人を師範が救急に処置するために考えられ発展してきた技術です。現在は、徒手整復術=非観血療法として母校明治国際医療大学柔道整復学科でその適応範囲と技術の限界について学術研究を進めておりますし(「研究業績・刊行物・メディア」のコーナー参照)、W.H.O.でも「柔道セラピスト」として認知、世界的医療技術として広まり始めています。

 整形外科医より「手術をしたほうがいいかも」とか「手術をしなくてもこのままでくっつくでしょう」といわれ、骨を元に復元する行為「整復」を行わない時は、非観血療法(徒手整復術)の技術を有する日本独自の医療機関「接骨院・整骨院」に是非ご相談ください。各柔道整復師の技量に応じた判断をしていただける事とおもいます。


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4.脱臼と捻挫の違いは?

 関節を構成する骨が関節包から飛び出ると脱臼といいます。関節包とは関節を包み込む包装紙の様なもので、弾力性に富み、通常の力では突き破ることができません。関節は多彩な動きをしますが、この関節包と周囲を取り囲む靭帯によってめったに関節の位置は変わらないようにできています。しかし、直接関節に強い力が加わって関節包が破れ、靭帯が切れると骨が飛び出てしまいます。これを脱臼といいます。関節包内にとどまっているものを捻挫といいます。解りやすくいうと、大きくずれると脱臼で、軽くずれたものが捻挫です。
 脱臼は骨折と同様に早ければ早いほど整復が簡単です。1時間以内ですと患者さんの苦痛は殆どなく元通りになります。6時間以内がすんなりよくなる目安と考えてください。それ以上の時間を経過すると関節を取り巻く筋肉がどんどん硬くなり整復に時間を要するため、患者さん自身長い時間苦痛を伴います。少なくとも36時間以内に整復することをお勧めいたします。しかし、どうしても医療機関を受診する事ができず数日経過してしまうことも考えられます。関節によっては徒手整復(非観血療法)が困難なほど筋肉が硬直してしまう事があります。肘は特にその危険性が高く、メスを入れないといけなくなることが少なくありません。鍼治療をして関節周囲を緩めてから整復すると成功する確率が高くなりますが、経験上1週間を経過するとどこの関節でも難しいと認識しています。


 捻挫も関節の位置がずれている事には違いがありません。軽く見て放置しない事をお勧めいたします。骨折も脱臼もしていないのに内出血がひどく、大きく腫れあがる重症の捻挫などは良くなるのに3週間以上要する場合もあります。整復しないと治癒には到らず、いつまでも痛みや違和感が残りますとくに足関節や膝関節を捻挫すると10数年後に脚を取り巻く筋肉や靭帯の疲労(消耗)が激しくなり腫れてきますから要注意ですよ。

 通常の捻挫は整復してから10〜14日後には問題のない状態に回復します。捻挫と診断されそれ以上回復に時間を要している人は徒手整復術を受けていないことが原因と考えられます。お近くの接骨院・整骨院にご相談ください。


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5.脱臼でメスを入れる時と入れない時の治り方の違いは?

 関節はたくさんありますので、手術をする頻度の高い肩の関節を例にとってお話を進めましょう。肩関節脱臼というとちょっと前なら横綱千代の富士関がよく土俵上でしていたのを思い起こす人もいるのではないでしょうか。肩は上腕骨(腕の骨)と鎖骨と肩甲骨で構成されています。このうち、鎖骨と肩甲骨は靭帯によって強固に連結しています。この関節を肩鎖関節といいます。

 肩鎖関節は肩から直接落下し地面に強く打ち付けると、靭帯が切れ鎖骨が上方に浮きます。打撲により肩がボコッと腫れ上がった様に見えます。柔道やラグビー、交通事故などに良く見られる脱臼です。受傷直後より強い痛みが現れ肩を動かす事が困難になります。当院にも年間何人もおとずれるめずらしくない外傷です。
 肝腎の治療ですが、徒手整復による治療(非観血的外科療法)では浮き上がった鎖骨を押し込んで固定するだけで問題なくくっつきます。時間がたちすぎて筋肉などが鎖骨の下に入り込まない限り整復自体は何の問題もありません。問題は靭帯が修復する期間(保存療法の期間)です。完全に切れた場合修復に約12週間を要します。つまり、約3ヶ月テープで鎖骨を固定し三角巾で腕をつらなければいけません。冬の寒い時期ですとあまり問題にならない事が多いのですが、汗をかく時期になるとテープをしている部分が痒くて耐えられない人もでてきます。

 観血療法の場合は約10週間で靭帯の修復が可能です。かゆみを伴わない利点はありますが、全身麻酔後の苦痛と手術の跡が残る点は避けられません。
 どちらも医療をする側(医師・柔道整復師)の技量が伴っての期間ですが、観血療法の方がリスクは高く、優秀な外科医に執刀してもらえるかどうかも期間を大きく左右するものと思われます。
 どちらを選択するかは患者さんの自由ですが、アメリカでは4:6で手術をしないほうが多いようです。ちなみに日本は6:4で手術をする人が多いようです。自己主張と権利意識の強いアメリカ人が手術前によーくインフォームドコンセプトを行うのに対し、医師の言いなりになりやすい日本人との差が数字に表れているようです。日本の整形外科医は手術が好きな傾向にあることもそれを後押ししているようですが・・・・・。

 さて、どちらを選択しても治療が長期間に及んでいるので、衰えた筋肉を回復させるのにさらに数週間を要します。この時点で、肩の状態に手術法の違いによる差が生じてくるかどうか知りたいのではないかと思いますが、3〜4ヶ月間の養生の仕方を多少差し引いても、大きな違いはないようです。つまり、どちらの治療法を選択してもあまり差はないということです。しいてあげれば、手術の跡が一生残ることぐらいでしょうか。




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6.骨折・脱臼に鎮痛剤はいらない?!

 骨折や脱臼は過去に経験した事のない痛みがおとずれますが、徒手整復術(非観血療法)をしっかり行えば、そのあと痛みは全くでません。折れた骨を完全に元に戻せば後は骨がくっつくのを待つだけです。脱臼に到っては、整復後は捻挫と同じ扱いです。程度の差はあれ約2週間後にはOKです。
  過去に骨折の経験のある患者さんから、何日も鎮痛剤を飲まないと痛みが止まらなかったという話を聞きます。共通している事は、「整復術を行わなかった」という事です。折れたままの状態でギプス固定等しても痛みは止まりません。おそらく座薬を入れても無理でしょう。西洋医療は徒手整復術をしませんから、痛みを止める手段として薬物療法を選択します。患者さん本人も薬を飲まざるを得ない状況です。
 日本にしかない徒手整復術・「柔道セラピスト」のいる接骨院・整骨院は、非観血療法専門の東洋医学専門医療機関です。骨折・脱臼をして痛みを感じている国民の皆さんは、是非お近くの接骨院・整骨院にご相談ください。

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7.捻挫って何日ぐらいで治るの?

 捻挫は、ほおっておけば治るとあなたは思っていませんか?
当院では、「捻挫はだいたい2週間で治りますよ」というお答えをしています。ただし、徒手整復術(非観血療法)を受けた患者さんだけです。

 「捻挫」というのは、2本以上の骨で構成されている関節に急激な力が加わり、骨が正常な位置を保てなくなる状態を指します。簡単に言うとずれている状態です。関節を突き破ってずれるものは脱臼ですが、捻挫は関節内でずれた状態です。腫れたり熱を持ったりしますが、日常生活を送れないほどにはならないため、すぐ病院に行かず湿布をしているだけで、いつかよくなるだろうと放置している人も多いようです。

  軽くずれた人は見た目がほとんど変わりませんが、強い力が加わると血管が切れ、内出血を起こし関節内に血がたまります。安静にしていないと出血が進み、関節が膨れ上がります。数日立つと皮膚表面に血液が移動し、打撲をしたようになります。筋肉や皮膚の動きを制限し、内出血部分に痛みを生じるようになります。

 人によっては関節周囲の靭帯が切れます。靭帯が切れると関節の位置を正常に保つことが困難になりますので、安静にしていないと靭帯の損傷が広がり、動けなくなります。また、血管や神経を傷つけることもあり、捻挫した日よりも3〜4日後のほうが痛みや腫れが強いといって医療機関を受診することになります。
 捻挫をしたら徒手整復術(非観血療法)をし関節の腫れと動揺を防ぐためにテープや包帯で固定することが重要です。2週間適切な処置をすれば捻挫はまったく問題のない外傷です。

 関節のずれを治さないで、湿布をしていても完治しません。湿布だけしていて、2週間たってもよくならない方を見かけませんか?鎮痛薬を飲んでも関節のずれは治りません。今このHPを読んでいるあなたはどんな状態・立場の人?疑問に思ったら今すぐメールをください。
 徒手整復術(非観血療法)は「東洋医学の医療」です。
 徒手整復術(非観血療法)を提供できる医療機関は「接骨院・整骨院」だけです。



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8.打撲はこわい!

 「打撲だから大丈夫よ」。そんな言葉を日常よく聞きませんか?このホームページを見て言った事があるなあと思った方も多いと思います。打撲を認識するとき、

1. 原因がはっきりわかる人
2. いつの間にか打撲していた人(内出血を発見した)
 に分けられると思います。1の場合はまあよしとして、2の場合は、とても体が疲れているときです。あなたの脳が、「身体をよく休めないさい。あなたは疲れすぎていますよ。」と教えてくれています。そんなときは、睡眠・休養を十分取ることが、打撲を治すために一番重要なことです。身に覚えありませんか?
 さて、打撲、つまり、身体を何かに強く打ち付けると(打ち付けられると)最初に、その部分が腫れ上がります。少し時間がたつと、場合により内出血が出てきます。多くの人は、この時点で、「ああ、怪我をしたんだ。」と思うことでしょう。そして、骨折を疑います。内出血したところを触ってみて、あまり痛みが強くないことを確認すると、「打撲だな。そのうち治るだろう。」と思いほっとく人がほとんどではないでしょうか。少し気の効いた人はシップ薬を張ることでしょう。さて、その怪我、2〜3日で治りますか?
 皮膚は、何かに強くぶつかると、一時的に皮膚そのものが持つ働き・同じ位置を保つ力を失います。衝撃の度合い・範囲により異なりますが、「腫れる」という現象が出てきます。疲れの程度により、「腫れ上がる」人もいます。毛細血管が切れると、内出血を伴います。痛みが出ます。運動が制限されます。熱くなります。打撲した箇所が多いと、発熱します。2〜3日で内出血が消える場合は、ほんとに軽いときです。見える部分に内出血が移動するとびっくりすることでしょう。「あれ、ここも内出血したのかしら???」
内出血は、受傷後4〜5日すると、体幹部の出血部分は、打撲した部分を中心に輪になり、それがだんだん大きくなります。やがて、日にちが経つに連れ、少しづつ薄れてきます。上肢部や下肢部の出血部分は、血液が手先・足先に移動します。
内出血がある場所は、痛みやすく、運動制限が起きます。そして、多くの場合、約2週間から3週間にわたり、内出血が残ります。ひどい打撲は内出血が消えるのに1ヶ月近くかかる人も多くみられます。痛みや運動制限はそのままです。この頃になり、「打撲だな。そのうち治るだろう。」と、安易に考えていた自分を振り返るようになります。「失敗したーーー。早く病院に行けばよかったーーー。」
でも、打撲をしたときどんな処置をしたらいいのだろう?
どんなところにいけばいいのだろう?
打撲って、治療法あるの?早く治るの?


そんなあなたの疑問にお答えします。(疑問を持つ人がすごい、と私は思っていますが・・・)

「鍼灸整骨院」に行ってください。
軽い打撲は4〜5日で完治します。
ひどい打撲でも4〜5日で楽になります。内出血も消えます。


痛みがひどく歩けない状態でも1回の治療でかなり歩行が可能になります。ただし、打撲したらすぐ来てください。半日以内に治療を開始するのが理想です。

 

極真空手をしている人は、歩けなくなるような打撲をする人が続出します。痛みを我慢して稽古をしているアスリートを多く見かけますが、ほっといても、すぐ治りません。むしろ、打撲のために動きが制限され、新たな怪我を作ってしまうことが多いようです。私と出合ったアスリートには、「すぐ怪我の処置をすることが好結果につながりますよ。」といつも言っています。
打撲は放置しても直りません。何週間も痛い思いをすることはありません。このホームページをご覧になったあなたの、「打撲」に対する認識を変えていただくことが、私の喜びです。
治療は、鍼灸治療テーピング処置です。治療時間は10分足らず。東洋医学・医療のすばらしさを是非体験してください。
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  9.肉離れってなに?(NEW!)


 「肉離れ」
という言葉はスポーツをしている方ならよく耳にする事と思います。

医学上は「挫傷(ざしょう)」といいます。

「肉離れ」とは、筋肉が部分的に切れた状態をいいます。ちなみに、筋肉が完全に切れてしまうと、「筋断裂」と言います。

 筋肉は、紡錘形をしており、筋肉の繊維が縮んだり伸びたりして、関節を動かしたり、骨格や内臓を支えています。そのため、肉離れが起きると、体を動かすことが困難になります。

「肉離れ」だと思ったら、皆さんはどうしていますか。湿布をしますか。安静にして痛みが引くのを待ちますか。整形外科医院へ行きますか。

「肉離れ」は、筋肉が部分断裂した状態です。筋肉が部分的に離れた状態です。そのため、筋肉を元の位置に戻す必要があります。

筋肉を元の位置にもどす方法を行っているところが、接骨院・整骨院です。非観血療法である徒手整復術を用いれば、ほぼ元の状態に復元することが可能です。
下肢筋肉
 離れた筋肉を元の位置に復元しない状態で湿布を貼るとか安静にしていることをしても、筋肉は元通りになりません。痛みは、軽くなる程度でとどまります。切れた部分の周囲が固くなり、運動能力は著しく低下します。また、身体が疲労した時や気温が低くなり湿度が増加した時に、痛みを伴うようになることも少なくありません。

 「肉離れ」だと思ったら、迷わず徒手整復術を行うことができる接骨院・整骨院を受診して下さい。通常の「挫傷」であれば、2〜3週間程で完治するはずです。

 「接骨院・整骨院」は、「東洋医学の医療」である徒手整復術(非観血療法)を提供できる医療機関です。

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  10.アキレス腱断裂って、メスを入れないで治るの?

 バレーボールでスパイクをした後や剣道をしているとき踏み込んだ後など、「ブチッ」と鋭い音が本人にも周りのヒトにもはっきりと聞こえて倒れこむ、そんな光景に出会ったことはありませんか?アキレス腱を切った人によると「鞭で後ろからぶたれたようだった」といいます。
 アキレス腱の断裂はふくらはぎの筋肉がパンパンに張っているときに起こります。切れる前に何度も強い筋肉痛に襲われ、やや歩行動作も困難になっている場合に起きますので本来なら防げる外傷ともいえます。
 アキレス腱は、踵骨腱ともいい、かかと(踵)についている腱のことを指します。腓腹筋とひらめ筋と足底筋という3つの筋肉で構成されています。「腱」は筋肉の終わりの部分です。
アキレス腱の断絶は、上記の3つの筋肉の疲労度により完全に断裂する場合と、部分的に断絶する場合に分かれます。

 完全に断裂した際、手技のみで切れた筋肉をたぐりよせて治癒に導くことはかなり困難を極めます。受傷後の治療開始の時間帯にもよります。ただし、外科手術を行っても1本1本筋肉繊維をピンセットでたぐりよせ、つなぐ作業をするわけですから大変な手術には違いなく、まったく後遺症なく治癒するのは困難な外傷です。

 部分的に断裂した際は、手技のみでアキレス腱を復元する事が可能です。外科手術をして手術痕を残すよりは保存療法をお勧めいたします。治療期間は手術をしてもしなくてもどちらも約5週間です。8週間あれば日常生活を問題なく送れるようになります。

 ただし、外科手術したときに比べ

1
アキレス腱部が手術をしても太くはなりますがそれよりやや太くなる。
2
運動性がやや落ちる。

ように感じています。もっとも、日常生活にはぜんぜん支障はありませんのでご安心ください。外科手術を選択するときは、一流のスポーツ選手として活動を続けたいというときでしょう。その際、優秀な外科医に手術をしてもらうことが前提であるという事を付け加えておきます。
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  11.拘縮(こうしゅく)ってご存知ですか?
  関節の固定は何日目までが適当か!!
 「拘縮」という言葉をご存知でしょうか。
  「拘縮(こうしゅく)」とは、関節が固くなり、思うように動かなくなる状態を言います。全身にあるどの関節も、長い期間動かない状態にあると、「拘縮」が生じます。例えば、寝たきりでいると関節は固くなります。
 医療に関して言うと、大腿骨を複雑骨折し、数カ月間ギプスで固定したあと、膝が曲がらなくなるような状態を指します。そのため、骨折や脱臼を治療するための固定期間には注意が必要です。
 関節は、どのくらい固定していると「拘縮」が起きると思いますか。私の経験では、4週間以上固定していると、固くなり始める印象です。40日以上固定すると柔らかくなるまでにかなり時間を要します。60日以上固定すると関節内に強い癒着が生じて、元に戻ることが極めて困難になります。
 そのため、4週間以上固定が必要な外傷に対し、固定範囲や固定方法を必要最小限に抑える工夫が必要になります。
 そこが、東洋医療・柔道整復治療の見せどころです。
 清野鍼灸整骨院では、関節の固定を始めて21日目を経過した頃より、関節の状態を注意深く検査しています。高齢になるほど硬くなりやすいので、24〜5日目より、固定方法を変更しています。その結果、骨が癒合した時には、リハビリテーションが全く必要ない状態に導くことに成功しています。 東洋医療である「柔道整復治療」は、日本固有の伝統医術です。

「接骨院・整骨院」は、「東洋医学の医療」である徒手整復術(非観血療法による外科手術)を提供できる医療機関です。

 日本が世界に誇れる徒手整復術を、是非ご活用ください。
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  12.どのぐらい難しい骨折まで手(徒手整復術)で治るの?

 当院では「徒手整復術における骨折・脱臼の適応と限界」を命題として、柔道セラピストの技術の向上と平均化の研究を日夜行っております。このことは世界的な視野で見ても過去に例がありません。
 当院院長は全身の主要な骨折はすべで手がけています。難しい骨折に出会うことは運もありますので、非常に幸運な?臨床家といえます。手術のほうがいいといわれる多くの骨折もメスを使うことなく社会復帰に導いています。そのため、当院には毎日整形外科で観血療法が必要ないといわれた痛みの取れない患者さんが、院の近辺はもちろんのことかなり遠方の方々も来院されています。この多くの臨床例は、学会や、医学誌上に随時発表しております。

 ここでは当院が行った臨床例の中で、特に困難なものを紹介していきます。専門的なので、医学的知識の無い方は雰囲気だけお楽しみ下さい。
 骨折は少々時間があいても、整復後は一様に痛みがなくなります。あとは損傷した組織の再生を待つだけです。いかに骨がくっついた時点で後遺症なく、機能回復(リハビリ)に要する時間を短くするか。戦いは整復直後から始まります。徒手整復術は骨が癒合するまで完璧を求めて続けますので2〜3度行うこともあります。苦心している様も隠さず文章にしています。

 専門家の皆さんの意見もお待ちしております。
 
  『季刊 東洋医学』(明治東洋医学院専門学校同窓会刊)2003年3月号に「右腓骨下端部骨折の治療法」掲載。

 
2003年第12回日本柔道整復・接骨医学会 発表論文




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