はりの治療は、どんなイメージですか?
「痛い」と思われる方が、殆どでしょうね。
それは、子供の頃にぬい針やバラのとげ等を指などに刺した時に痛かった記憶が潜在的にあるからだと思うんです。
かくゆう私もはじめて治療を受ける時はそうでした。
“はり治療をしたらよくなるから”といわれ“はりをしなきゃならんか”と覚悟してみたものの、いざする段になったら、身体が硬直している自分がよくわかりました。
でも、「はりって、痛くないんです。」
どうしてかって?それは、針の先が丸くなっているからなんです。
縫い針は刺すために造られていますから、針先が尖っています。
針先が丸かったら身体に入らないでしょう?って皆さんは、そう思うでしょうね。これには勿論技術が必要なのですが、それ以上に大切な事は、先が丸い針を身体が受け入れるという事なんです。
はり治療は急性期の痛みに即効性があります。
ぎっくり腰や寝違えなど急に痛くなったり動けなくなったら、その日に来てください。すぐ痛みが軽くなり、動かすことが可能になります。
頭痛、肩凝り、吐き気、めまい、喘息、鼻血や目がかすむなど、「病名が付くほどではないけど、今とってもつらい、だけど薬を飲んでも効きそうも無いなあ」という症状に対し、鍼灸治療は100%有効です。
治療しているときから楽になり、その日のうちに日常生活を普通に送れるようになることがほとんどです。
ここでは、そんな鍼灸治療にとって当たり前なことではなく、「えっ、そんなことまで良くなるの?」ということをご紹介したいと思います。 |