保険金支払い迅速化 
         7月から治療当座費用に

                   2000.5.17(水)新聞より引用

 安田火災海上保険は七月から、ケガの部位 や症状に応じ、定額の保険金を前もって支払う新型傷害保険を発売する。従来の傷害保険は入通 院の日数に応じて保険金あ払われていたため、保険金の支払いが遅れがちだった。新商品は高齢者に多い骨折事故などを念頭に、迅速に保険金を支払うことを目指した
 新商品は、昨年七月に発売した「傷害総合保険」の特約のかたちで、企業・団体を通 じて加入する顧客を対象に売り出す。
 初めに契約金額を決めれば、「上肢」「下肢」「せき柱またはせき髄」などの部位 、「骨折または脱臼」「筋などの断裂」などの症状ごとに、保険金額が決まる。

 保険金は、入院・通 院日数が通算五日以上になれば支払われ、治療中の当座の費用に保険金が当てられるようになる。

また従来は、骨粗鬆症などの既往症があった時は、骨折しても保険金が低めにおさえられるケースもあった。新商品では、ケガをした時は既往症に関わらず、決められた額を全額払うようにする。

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