■ヨーガの成立・原典は? |
■ヨーガ・アサナの直接の効果 |
ヨーガは肉体と精神と道徳の三つを調和させ、高い段階の健康を得ようする古代の秘術の流れをくむもので、数千年前にインドの聖人たちが編み出し、現代まで受け継がれているものです。
ヨーガという言葉にはいくつかの意味があります。 すなわちヨーガとは、人間の肉体、心、魂の全てを宇宙の創造主である神に合一させる事であり、それを成し遂げるために、人間のもつ知性や心、感情、意志などを鍛錬する事が定義となります。 |
ヨーガは、今から約5000年前北インドで生まれたインダス文明の頃にある種のヨーガの行法が行われていた事が考古学で実証されています。 ヨーガに関する古い書物によれば、ヨーガは次の4つに分類されています。 今世界の多くの人は、1のラージャ・ヨーガを行っています。 ラージャ・ヨーガは3つに細別されます。 身体の機能障害、呼吸困難、神経障害、精神的圧迫感などは、ラージャ・ヨーガを実修する妨げとなります。 ※ハタ・ヨーガとは パタンジャリ(Patanjali)がヨーガを体系化した最古の権威者とされていますが、彼はヨーガを効果
的に実習するために8つの段階に分類しています。彼が約2000年前に書き著したヨーガの経典(ヨーガ・スートラ)には、以下のように記されています。 |
(1)病気を治し、体を健康にする。 |
オムまたはオームという言葉について おそらく、こういったことから、古代インドの賢人達は、OMこそ宇宙そのものであり、不変なるものと考えたのでしょう。 昨今のオームという言葉に悪いイメージがありますが、正しい知識をお伝えしたいと思い併記しました。
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