能登半島地震に被災された方方に心よりお見舞い申し上げます
2024年1月1日に起きた能登半島地震は、4000年に一度の地震と言われています。被害は甚大なようです。
私は、石川県鍼灸師会で、昨年2月にコロナ後遺症について講演しました。過去2回講演しています。講演に参加していただいた、輪島の先生、志賀町の先生、中能登町の先生が被災されました。
志賀町の先生は、自宅は、問題無く、被災者支援に町の要請で行っています。
中能登町の先生は、少しの被害で水の問題もなく、治療院を存続しています。
輪島の先生は、全員避難所生活です。輪島の石川県鍼灸師会会員3名中、2名が治療院を含め全壊です。
明治鍼灸大学鍼灸学部卒業生の実家も被災し、本人も帰省中だったので、被災しました。
能登地方に入っている、災害医療支援チーム「DMAT(Disaster Medical Assistance Team)」(ディーマット)のメンバーは、
東日本を超える被害だと言っており、チームのスタッフは、相当疲労しているようです。
現在、石川県鍼灸師会は、DMAT本部と石川県DMATの要請で、石川県と調整したのち、石川県鍼灸マッサージ師会と合同で、1月9日(火)より県庁にある災害医療対策本部の近くの部屋で、DMATの方や消防、自衛隊、医療関係者に、20時から23時迄、はり治療やマッサージ治療を行っています。現場から県庁に戻ってきた医療関係者も対象です。
毎日、約20名の人が利用しているとのことです。東京のDMAT本部の医師や看護師には好評だという事で、鍼灸の普及に繋がる事も考え、会員が無償のボランティア活動をしています。活動している写真を提供していただいたので、このブログに掲載しています。シフトで5名程度が診療にあたり、ベッド4台で行っているそうです。
被災者支援はとても大切ですが、支援者支援活動も被災者に対して持続可能な支援作りをするために大切です。県庁ルームの活動は、2月2日迄で、2月以降は、避難所活動を行うとのことです。
活動費用は、石川県から出ませんので、日本財団や鍼灸団体の支援金が支給されるのを期待している状況です。
そこで、被災者や被災者を支援するDMATを支援する活動を行っている石川県鍼灸師会会員の支援を目的に、ささやかながら個人的に寄付することにしました。当院の患者様におかれましても、この趣旨にご賛同いただける人は、寄付していただければ、合わせて鍼灸師会宛に送金させていただきます。募金箱を設置しますので、ご協力のほどをお願い致します。2024年1月23日(火)より1か月程度をめどにして、最初の送金をしたいと考えています。
石川県鍼灸師会は、公益社団法人です。会長は、定池寿先生です。定池会長に、その旨を伝えました。寄付金については、寄付金額の領収書を院内に掲示し、ホームページ上においても報告させていただきます。
調布本院は2024年1月23日(火)、府中分院は2024年1月24日(水)より募金活動を始めます。
令和6年(2024年)1月22日(月)
東京都調布市・武蔵野の地
清野鍼灸整骨院 清野充典
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業 現在78年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
[ 2024.01.22 ]
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