当院では、2021年11月より新型コロナウイルス実証治療を行っています。これまでのデータを元に、(公社)石川県鍼灸師会 令和4年度第3回学術講習会で、コロナ後遺症について講演しました。
令和4年度 (公社)石川県鍼灸師会 第3回学術講習会
(東洋療法研修試験財団生涯研修単位:2単位)
日時:令和5年2月26日(日)午前10時~午前11時30分
演題:「コロナ後遺症に対する鍼灸治療の可能性」
講師:清野 充典先生(清野鍼灸整骨院 院長)
【講習会の概要】
新型コロナウイルス感染症の後遺症は、発症のタイミングや症状・
期間が人によって様々であり、他の感染症に比べてもこれほど多様な
後遺症が見られるのはとてもめずらしく、症状によってはかなりの期間
辛い後遺症に悩まされている方がおられます。
代表的な症状としては、倦怠感、頭痛、咳、呼吸困難、関節痛・筋肉痛、
不眠、乾燥肌、脱毛、嗅覚・味覚障害などです。これらの後遺症についての
発病原因が未だはっきりと解明されていないため、根本的な治療が行われて
いないのが現状です。
今回は、最新データーに基づいて講演して頂きます。
新型コロナウイルスに感染後の後遺症が長期化するのを防止出来る?症状改善に鍼灸治療の可能性は!?
コロナ後遺症は、症状が200種類以上あると言われております。それぞれの症状に対応するためには、200種類以上の治療方法を考えなければなりません。
私は、臨床40年以上の経験から、人体を「6つの病体」に分類し、「経時的」視点と「時点的」視点で「病態把握」を行い、それに対比した治療を行う事で、何百通りもの治療を数通りでも済むように、開発してきました。
その方法は、東洋医療と西洋医療が連携するための「医療システム」につながることがわかってきました。私が考えてきた理論は、2022年11月15日付で出版された『応用細胞補完代替医療学・第2巻 -健康を補完代替医療に求めて-』で公表しました。論文のタイトルは、「東洋医療と⻄洋医療を融合するための病態分析法 −医療現場で治療法を選択する際に必要な共通の基本思想−」です。
すべての医療従事者と共通の言語で連携し合うことを目的とした考えは、海外では「清野医療システム」と呼称されています。その病体分析に基づいた「鍼灸治療システム」を、石川県鍼灸師会で、初めて講演しました。
これまで、体系化された鍼灸治療は、歴史上ありません。私が、41年に及ぶ臨床生活と長年にわたる研究生活の中で作り上げて来た学問です。
医療技術を言語化するための作業を行って来ました。歴史上初となる「鍼灸治療体系学」を構築するために、日夜言語化に取り組んでいます。
令和5年(2023年)3月5日(日)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業 現在77年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
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[ 2023.03.05 ]
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