抗ガン治療と鍼灸治療 清野の個人的見解
サプリメントと鍼灸治療 清野の個人的見解
現代医学による治療において、鍼灸治療は外科でもなく内科でもありません。身体の外から体の中を治そうとするので、内外科治療です。内外科治療(ないげかちりょう)とは、清野が命名した用語です。
病気を治療する方法は、
外科 外科手術
内科 薬物治療
内外科 鍼灸治療
とすれば、鍼灸治療を医療の選択肢として考えて戴けるだろうと思い、新設・造語しました。医学は、一つです。西洋医学・西洋医療、東洋医学・東洋医療という対比した考えではなく、全ての治療法を並列に考え、「自分にとって一番最適な治療法は何か」を考え、自分の意思で最適な治療法を選択する考えに立って戴きたいという思いで考えた言葉です。
薬物治療とは、西洋薬と漢方薬の両方を指します。漢方薬は漢方治療の一つで鍼灸治療と同じ範疇ですが、内外科治療ではありません。西洋医療と東洋医療という分類で考えると、鍼灸治療と漢方薬は同じ漢方治療だから併用した方が良いという安易な考えになりかねません。そこを切り離すために考えた言葉でもあります。
薬物は、身体の作用を大きく変えることが出来ます。薬は、人類の英知を集めて作り出された物と考えています。薬物を服用した後、鍼灸治療をしても、なかなか思うような効果を発揮することは難しい印象です。
急に腰が痛くなった時、鍼灸治療をすれば、ほとんどの場合、1~2回の治療で回復します。動けなくなった人に鍼灸治療をして、数分後に歩いて帰る人も少なくありません。しかしながら、鎮痛薬を1~2回服用した人に対して、直後の回復はやや困難です。治療の仕方にも工夫を要します。鎮痛薬を一日3回2~3週間服用しても症状が改善しないどころか痛みが悪化して来たという人も少なくありません。この場合、鍼灸治療単独での改善は極めて困難です。薬物を併用していると、症状を抑える程度にとどまります。
薬物を毎日4~5種類数年にわたって服用している人は、様々な症状を訴えます。いずれも日常生活に影響がないところまで改善するものの、症状の消失や万全な体調には至らない印象です。
結論から言うと、体内で合成出来ない物質を服用することにとどめ、薬物を体内に入れる事は止めて、鍼灸治療と養正治療でからだの改善に努めないと、健康体の獲得は困難だという事です。
安易に、必要がない薬(西洋薬、漢方薬)を長期に服用している人が多くなっています。サプリメントも、大量に長期服用していると同様のことが言えます。痛みがないのに痛みが出ないように服用することを止める環境を作るためには、内外科治療である鍼灸治療の有効性を広く世間に知って戴くことが大切だと思っています。
令和6年(2024年)4月3日(水)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業 現在78年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
[ 2024.04.03 ]
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