新型コロナウイルスに感染後の後遺症が長期化するのを防止出来る?症状改善に鍼灸治療の可能性は!?
2019年末に中国・武漢の華南海鮮市場で新型コロナウイルス感染症(COVID-19:以下コロナ感染症)の集団感染が起きてから、3年が過ぎようとしています。2021年2月17日から医療従事者にワクチン接種が始まり、4月12日から高齢者への摂取が始まりました。死亡例は減少していますが、新型コロナウイルスコロナ後遺症(以下コロナ後遺症)に悩まされている人は沢山います。ウイルスが人体に及ぼす影響の解明は未だ進んでいませんが、感染後どの様な状態になるかは、かなり明らかになって来ました。
新型コロナウイルス(以下コロナ)には、2019年から2022年11月4日現在、全世界では6億3180万人(死亡659万人)、日本では2252万人(死亡4.6万人)が感染しています(北里大学伊東秀憲医師集計)。日本人の約5.5人に一人が感染していることになります。発症時には、発熱、咳、呼吸困難や倦怠感などの症状が出ます。当初のウイルス株は、重症化して死亡する例が多く見られました。デルタ株になると国民のワクチン接種が進んだこともあり、重症化する確率が徐々に低下してきました。オミクロン株ではあまり重症化しないと思われています。しかしながら、65歳以上の高齢者は、感染直後に重症化しなくても、基礎疾患の悪化などから死亡する例が非常に多くなっています。
コロナが体内に侵入しても、無症状の人はたくさんいます。濃厚接触者になり検査して感染が判明したという人は、少なくありません。コロナに感染後、14日を経過すると人に感染させる確率は0.6%まで低下します。ウイルスは検出されなくなりますが、発症時から2週間の間に体力は消耗しています。日常生活や出勤が可能になったからと言っても、療養生活で低下した体力がすぐに戻るわけではありません。筋力は、1週間寝たきり生活をすると15%、3~5週間で50%低下します。同時に、循環器、呼吸器、消化器等の全身状態も悪化します。そのため、体力に見合わない運動を行うと、体調が悪化してしまう状態にあります。2週間を経過すると、発症当時の症状はほとんど消失しますが、症状が残る人も一定数います。一旦症状が消えた人でも再感染する例が多く、消失しない症状が徐々に悪化して、動けなくなる例も高い確率であります。
急性期の症状が落ち着いて通院が出来る状態まで回復した後、出来るだけ早い時期に鍼灸治療で体調を整えることは、無理のない回復の助けになる可能性を感じています。清野鍼灸整骨院調布本院では、2021年11月より「コロナ後遺症に対する実証治療」を行っていますが、早期に治療を開始すると、症状の改善が期待出来るようです。
感染後、2週間を経過しても症状が消失しない人は、すぐに鍼灸治療を開始してみて頂きたく思います。1週間連続して治療すれば、症状が消える確率は高い印象です。長期的な後遺症に移行する事を防ぐことが大切です。
ワクチン治療(副反応予防治療)の鍼灸治療費は3,500円です 対象期間はワクチン接種1週間前から接種後72時間までです 2022.4.23.
新型コロナウイルスに感染後の後遺症が長期化するのを防止出来る?症状改善に鍼灸治療の可能性は!?
令和4年(2022年)11月19日(土)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業 現在77年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
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[ 2022.11.19 ]
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