新型コロナウイルスに感染後の後遺症が長期化するのを防止出来る?症状改善に鍼灸治療の可能性は!?
新型コロナウイルス後遺症(以下コロナ後遺症)は、重症になると徐々に日常生活を送ることが困難になるようです。
コロナ外来へ通院後当院に来院される人の話を伺うと、重篤な後遺症へ移行しないように2カ月間は無理をしない生活を送り、病気に対応した適切な行動をとるべきだと、医師より指導を受けている話をよく耳にします。
オミクロン株によるコロナ後遺症の方は、年齢に関係なく高い確率で日常生活が困難な状態になる傾向にあります。
「日本医療研究開発機構(AMED)の「慢性疲労症候群に対する治療法の開発と治療ガイドラインの作成」研究班」が示している医師が行う診断基準によると、全身状態の指標を日常生活レベルに応じて10段階で評価したパフォーマンステータス(PS)が、グレード6「調子の良い日は軽作業は可能であるが、週の内50%以上は自宅で休憩している。」やグレード7「身の回りのことはでき、介助も不要ではあるが、 通常の社会生活や軽労働は不可能である。」の状態とされています。
コロナ後遺症の人は、この状態に至るまでの間、クラッシュを繰り返し、ME/CFSに移行する場合があり、PEM状態が続いた後、寝たきり状態になるという経緯を辿るようです。
●クラッシュ
数日間寝込んで殆ど動けなくなる状態。許容量を超えた運動、ストレスや頭脳労働で発症する。
●ME/CFS
「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」という病名。労作後の極端かつ遷延する体調悪化を特徴とし、睡眠障害、高次脳機能障害、自律神経障害などを認める難治性障害
●PEM
Post-exertional malaise の略。労作後倦怠感。軽い労作後やストレスのあと、5時間~48時間後に急激に強い倦怠感(だるさ)が出てしまう症状のこと。
コロナ後遺症は、自宅療養を続けていても、徐々に症状が進み、悪化していくことが分かります。
感染後、2週間を経過しても症状が消失しない人は、すぐに鍼灸治療を開始してみて頂きたく思います。1週間連続して治療すれば、症状が消える確率は高い印象です。長期的な後遺症に移行する事を防ぐことが大切です。
ワクチン治療(副反応予防治療)の鍼灸治療費は3,500円です 対象期間はワクチン接種1週間前から接種後72時間までです 2022.4.23.
新型コロナウイルスに感染後の後遺症が長期化するのを防止出来る?症状改善に鍼灸治療の可能性は!?
令和4年(2022年)11月25日(金)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業 現在77年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
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[ 2022.11.25 ]
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