「アトピー性皮膚炎」と言われたら、まずはお子さんの生活環境や生活スタイルを見直す必要性があることを意味しています。
「アトピー」=「奇妙な」皮膚の状態を呈していると言うことは、抵抗力が低下している・免疫力が落ちている事を意味しています。
注意すべき生活は、第1に睡眠です。5時間未満は要注意です。医学的に何時間眠らなければ病気になるというデータは残念ながらまだ出ていませんが、5時間以下の睡眠は生理学的に細胞異常が出るという論文が出ています。個人的な意見ですが、毎日の臨床を通じ、大人は8時間、中高生は9時間、小学生は10時間、乳幼児は12時間眠ると内臓の成長が良いという印象を持っています。
昔から「寝る子は育つ」といいます。なぜ、眠ることがいいのだと思いますか?眠ると内臓の疲労が回復すると考えられます。具体的にいうと、眠っている間に背骨で赤血球を作ります。扁桃腺で白血球を作ります。立っていると骨格を支えることに労力が取られ、ほとんど血を造りません。横になることで、重力の負荷がなくなり、細胞が再生されます。これは1990年代になって分かってきた理論です。
アトピー性皮膚炎と言われたお子様が、睡眠不足だとしたら、まず寝ることが一番の治療法になります。鍼灸治療は質の良い睡眠得られるような効果があります。
小児はりが有効な症状は「小児はりについて」をご覧ください。
「小児はりの効果について 流行性耳下腺炎・顎下腺炎1」
「小児はりの効果について 流行性耳下腺炎・顎下腺炎2」
「アトピー性皮膚炎」
「小児はりの効果について アトピー性皮膚炎 1」
当院の治療をご希望の方は、「治療の流れ」をご覧頂きたく思います。
「「かゆみ」の原因と予防方法! アトピー性皮膚炎の「かゆみ」を薬や保湿剤以外で治す方法はあるのか?」
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
[ 2019.09.30 ]
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