脱臼の判断は、素人でもわかります。関節が、過去に見たことがないがない状態になるか動かすことができなくなるからです。
脱臼をしてもすぐ痛みを感じません。緩やかに痛みが強くなるようなら、脱臼単独の状態と言えます。1時間位なら、冷やすことをせず、そのままご来院ください。
じっとしている時は左程痛みがなく、体を動かす度に強い痛みを感じるようなら、関節を支持する靭帯の断裂が考えられます。数分後には腫れて熱を伴い始めます。患部に触れることが嫌になりますので、バンダナのような物で関節をくるむように固定すると、一時的に痛みをしのげます。
急激に痛みが強くなるようなら、骨折を伴っていることが考えられます。その時は、4℃程度の水をタオルに染み込ませて患部に当て、関節部が動かないように、何かで固定する処置が望ましいと思われます。脱臼に伴う骨折の場合、重傷例は稀ですが、交通事故や高い所からの落下等の場合、上腕骨が折れて肩関節が脱臼する状態になります。脱臼と骨折を伴うと、痛みが強く動けなくなることが多く見られますので、すぐ救急車を呼び病院へ行くことが得策です。
判断がすぐ着かない方は、すぐご来院ください。予約は不要です。診療時間外の時は、お電話をお願いします。診療室にいる時間であれば、診療いたします。
「骨折・脱臼に鎮痛剤は必要ありません」
「脱臼でメスを入れる時と入れない時の治り方の違い」
「脱臼だとわかったらどうしたら良いのか 捻挫との見分け方は?」
「筋力の低下は脱臼を招きやすい 睡眠不足による集中力低下は関節をひっかけて脱臼を起こす確率が高くなります」
「脱臼をしたら最初にするべきことは関節の保護 不用意に引っ張ると骨折や靭帯断裂などの二次的被害を招きます」
「脱臼した関節の冷やしすぎは厳禁 4℃程度の水をタオルに染み込ませて患部に当てましょう」
「脱臼を確認後 6時間以内に徒手整復(非観血療法による外科手術)をすれば後遺症はほとんど残りません」
当院の治療をご希望の方は、「治療の流れ」をご覧頂きたく思います。
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
朝日新聞デジタル マイベストプローJIJICO掲載コラム
「骨が折れたなと思ったらすべき事は何か 冷やし過ぎは良くない?」
「脱臼した時に関節を自分で戻すのは危険 もし骨折を伴っていたらどうなる?」
「捻挫は放置しても治らない 有効な治療方法は?」
[ 2021.01.20 ]
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