捻挫の大きな特徴は、関節が正常な位置にないということです。
日本人は、痛みがあるというだけで湿布を貼る傾向にあります。湿布は、炎症を起こしている時に有効な治療法です。炎症は、「発赤・熱感・腫脹・疼痛」という4つの要素を備えている時を言います。炎症だと判断したら、直ちに冷やすことが大切です。4℃程度の水をタオルに染み込ませて患部に当てれば痛みは軽くなります。炎症が起きていないのに湿布をして患部を冷却していると、患部の筋肉が硬直して、関節のずれを助長します。氷で冷やしていると、関節のずれが大きくなり、湿布をしていないと痛みを強く感じ、腫れを誘発します。
軽度の捻挫の場合、関節に負担をかけず休んでいれば、2~3日で正常な位置に戻ることも考えられますが、湿布を2~3日していると、関節のずれが大きくなることが考えられます。関節に負荷をかける日常生活を繰り返すことにより、中等度の捻挫へと移行することがあります。特に、捻挫をした直後(関節を動かした際痛みがある時)に15分以上42℃以上のお風呂に入ると、関節の腫れを引き起こして入浴後に痛みが強くなります。捻挫(痛み)を軽視して、入浴をして痛みを解消しようとする人が、とても多く見られます。最初にすべきことは、まず安静と睡眠です。
2~3日安静にしていても痛みが消えない場合は、自力で関節を戻す力が低下しているか、関節のずれが大きいことを意味します。そんな時は痛みが引くのを待っていても解消されませんので、すぐご来院ください。
徒手整復術を行えば、直ちに痛みが消失または軽減します。放置している時間が長ければ長いほど、治癒までの期間が長くなります。
当院の治療をご希望の方は、「治療の流れ」をご覧頂きたく思います。
「脱臼と捻挫の見分け方」
「捻挫の痛みは外科手術である徒手整復医術実施後すぐに消失します」
「捻挫をすると関節を動かしたとき痛みや違和感を伴います」
「重度の捻挫は約3週間で治ります」
「中等度の捻挫は約2週間で治ります」
「軽度の捻挫は約1週間で治ります」
「捻挫をしたら1時間以内にお越しください」
「捻挫は何日くらいで治るのか」
「骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の方が毎日来院されます 怪我をしたら放置せず可能な限り早くご来院ください 6時間以内に治療すれば予後は良好です」
「捻挫は放置しても治りません 捻挫は外力が加わり関節がずれた状態です 日常繰り返し行う動作中にも捻挫は起きます」
「捻挫は2~3週間で治ります 長引く理由は関節のずれを解消していないことが原因です」
「捻挫は時間が経てば経つほど悪くなります 炎症を起こしていないのに湿布を貼ると悪化します」
「捻挫は6時間以内に徒手整復(非観血療法による外科手術)をすれば即座に痛みが解消または軽減され2~3週間で回復可能です」
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
朝日新聞デジタル マイベストプローJIJICO掲載コラム
「骨が折れたなと思ったらすべき事は何か 冷やし過ぎは良くない?」
「脱臼した時に関節を自分で戻すのは危険 もし骨折を伴っていたらどうなる?」
「捻挫は放置しても治らない 有効な治療方法は?」
[ 2021.01.25 ]
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