捻挫は、ほおっておけば治ると思っていないでしょうか。
当院では、「捻挫はだいたい2週間で治りますよ」というお答えをしています。ただし、徒手整復術(非観血療法)を受けた患者さんだけです。
「捻挫」というのは、2本以上の骨で構成されている関節に急激な力が加わり、骨が正常な位置を保てなくなる状態を指します。簡単に言うとずれている状態です。関節を突き破ってずれるものは脱臼ですが、捻挫は関節内でずれた状態です。腫れたり熱を持ったりしますが、日常生活を送れないほどにはならないため、すぐ病院へ行かず湿布をしているだけで、いつかよくなるだろうと放置している人も多いようです。
軽くずれた人は見た目がほとんど変わりませんが、強い力が加わると血管が切れ、内出血を起こし関節内に血がたまります。安静にしていないと、出血が進み、関節が膨れ上がります。数日立つと皮膚表面に血液が移動し、打撲をしたようになります。筋肉や皮膚の動きを制限し、内出血部分に痛みを生じるようになります。
人によっては関節周囲の靭帯が切れます。靭帯が切れると関節の位置を正常に保つことが困難になりますので、安静にしていないと靭帯の損傷が広がり、動けなくなります。また、血管や神経を傷つけることもあり、捻挫した日よりも3~4日後のほうが痛みや腫れを強いと感じ、医療機関を受診する人も多く見られます。
捻挫をしたら、徒手整復術(非観血療法)をした後、関節の腫れと動揺を防ぐためにテープや包帯で固定することが重要です。関節のずれを治さないで、湿布をしていても完治しません。
軽度の捻挫であれば、1週間から10日で治ります。
中等度の捻挫であれば、2週間適切な処置をすればまったく問題のない状態となります。
重度の捻挫は、約3週間を要します。靱帯損傷の程度や年齢によって修復期間が18日から24日必要です。
湿布を貼り鎮痛薬を服用しても、関節のずれは治りません。受傷後2週間たっても改善しない方は、それ以上悪化する前に、是非ご相談下さい。
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徒手整復術(非観血療法)は「東洋医学の医療」です。
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東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
[ 2019.08.14 ]
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