人口約1600万人(2004年現在) オランダでは東洋医学を修得する教育機関はありません。(2006年9月現在) 西洋医学・薬物投与を嫌ってきている状況は加速されつつあり、国民の鍼灸へのニーズは高まってきているようです。
■ライセンス■ ■オランダの保険■ ■第2回統合医療学会■
国家資格はありません。 (2006年9月現在)
国家が定める保険制度はありません。ただし、民間保険会社による現金給付制度はあります。 患者さんは給付金額の4割を負担します。保険の商品により、被保険者の受けられる治療回数が変わります。保険が適応される疾患に制限はありません。 患者さんが保険を給付されるためには、後述する団体に所属している施術者を選ぶ必要があります。団体に所属する人は、各団体が行う講習会を受け一定レベルの知識と技術を修得しています。 保険会社が保険取り扱いを認める団体は下記の4団体です。 ■NAAV(医師が中心の団体) ■NVA(自称鍼灸師、フィトセラピストの団体) ■Zhong(中医学を勉強する団体) ■OVCO(ベルギーにある医療人の団体) (2006年9月現在)
2006年9月22日(金)〜24日(日)にオランダの首都アムステルダムのドリント・ソフィテル・アムステルダム・エアポートにて第2回統合医療学会が行われました。 参加国は17ヶ国、参加者は約200人でした。 近年ヨーロッパでは、代替補完医療を研究する団体であるEuro-TCMが中心になり、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ルーマニア等で「統合医療学会」を開催しています。オランダは、3年に一度の開催としており、今回が2度目でした。