不妊治療は、心と体と時間とお金の負担が大きいと言われています。心と体を調整する東洋医学は、規則正しい生活を行う際に必要な知恵を有しています。東洋医学に基づいた養生治療(ヨガ治療・生活指導)は、自然に即した生活方法の提案やカウンセリングを行います。日常生活の基本である睡眠・休養・運動・食事・社会環境を見直すことにより、受胎が可能になることは少なくありません。
6時間以上の睡眠、1時間の労働中に5分程度の休息、毎日5分程度の運動、規則正しい時間に適度な量の食事、暖かい住居環境での生活を心掛けることにより、格段に受胎する確率は高まります。夜明けとともに行動し、日が暮れたら体を休める生活により、健全な生殖機能を育成することが期待できます。
精子の活動が悪い男性には、毎晩酒を飲む・冷たいものの飲食を好む・フローリングに直接裸で寝ている等の生活をしている人が多く見られます。また、排卵日が特定できない女性には、薬物やサプリメントを多飲して内臓が疲労している・41度以上の湯船に毎日30分以上入っていることで体力を消耗している・おへそが出る洋服やミニスカートなどの薄着で生活している人が少なくありません。
1つの卵巣が2カ月かけて1個の卵子を作り出します。左右で3個目の卵子を作り出すまでのサイクル期間である7カ月からもう一サイクル分の3か月を加えた10か月程度、規則正しい生活をする必要があると考えます。精子は短いサイクルで生まれ替わっていますが、女性と同等の期間くらい運動を行って身体を鍛え、お酒は控える生活をすることが重要だと考えます。この期間は、新しい命を育むための準備期間です。
二人で子の誕生を願い、育児に関する知識を深めることは、親となる自覚を持ちお互いの信頼を強める事に繋がると認識しています。身体作りを行い、基礎体温を付け、規則正しいリズムになった後、排卵日またはその前日に受胎行為をすれば、新しい命を授かる確率は、経験上かなり高いと考えます。
高額な高度生殖医療を行う前に、安価またはお手軽にできる改善方法がたくさんあります。病気の背景を探るためには、個別に様々な条件を検討する必要があります。当院では、「養正治療(ようせいちりょう)」の一環として、来院時に、適切な生活の指導を行っています。適切な生活が行えているのかを知りたい方は、是非ご相談ください。
※「養正治療(ようせいちりょう)」とは、日常生活に起因する病気の原因を患者様と主に考え、ヨーガ治療や生活指導を行い、健康を取り戻そうという治療のことです。従来日本で行われてきた養生法に、中国やインド等で行われている養生法を加味した新しい学問分野として、清野が提唱しています。生活指導の内容を、今ブログで紹介します。
「不妊治療には規則正しい生活が不可欠です 東洋医学に基づいた養正治療(生活指導)を併用すれば受胎率は格段に向上します」
「不妊治療をお考えの方へ 身体の冷えや消耗を解消するために生活を見直してみれば受胎が可能になります」
「逆子は28~32週目が最適な鍼灸治療適応時期です」
「33週目の逆子が治りました」
「33週目の逆子が2週連続治りました」
「33週目の逆子が3週連続で正常位になりました」
「逆子が1回目の治療中正常位になりました」
「41歳32週5日目の骨盤位(逆子)が1回の治療で正常位になりました」
「帝王切開による出産が目前に迫った37週の逆子(骨盤位)が正常位になりました 妊婦さんは36歳でした」
朝日新聞デジタルJIJICO
「不妊は低体温が原因?日常生活の改善で不妊治療の成功確率は上がる?」
当院の治療をご希望の方は、「治療の流れ」をご覧頂きたく思います。
清野鍼灸整骨院
院長 清野充典
[ 2021.05.29 ]
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