※「くらしと養生」は、清野鍼灸整骨院の旧サイトである「東洋医学の辞書サイト」に掲載されています。旧サイトには、写真入りで詳細にわかりやすく書いています。新サイトでは、本文を一部修正した文字のみの紹介になりますので、良かったら、旧サイト「東洋医学の辞書サイト」をご覧いただきたく思います。
第11話 2)睡眠からくる不養生 (1)はじめに
ナポレオンは、三時間しか睡眠をとらなかったそうですが、本当だったのでしょうか。
皆さんは毎日何時間睡眠をとっていますか?
人間は、活動(労働)を続けると「疲れ」を感じてきます。その疲れを無視して活動(労働)を続けると、やがて内臓が悲鳴をあげ、肉体に“あなたは疲労していますよ、身体を休めてください”ということを教えるための強い信号を送りはじめます。
その最大のサインは「痛み」です。人によっては「熱」となってあらわれます。
このような状態を引き起こさないためには、疲れを感じた時に活動を停止する事が必要となります。そのことを「休息」といいます。少し長い時間的な意味として、「休養」という言葉もあります。眼を閉じて、呼吸を穏やかにし、身体を動かさないでいる事が大事になります。この状態の連続した動作を「睡眠」といいます。睡眠は、とても重要なことです。その理由は、人間(動物)にとって変わる事のない最も有効な疲労回復法だからです。
疲労するとは、“内臓の疲れ”を意味します。人間の内臓は24時間休むことなく働いていますが、横になると内臓も休息が取れると考えられています。
このコーナーでは、毎日何気なく行っている睡眠について、6項目に分けて、話を進めてまいります。
睡眠に関しての各項目です。
1.睡眠の時間数
2.睡眠の時間帯
3.睡眠の仕方(暖房と冷房の利用方法)
4.寝具について
5.睡眠する場所(方位 =寝室の位置する方向)
6.畳とフローリング
当院では、「養正治療(ようせいちりょう)」の一環として、来院時に、適切な睡眠方法の指導を行っています。
※「養正治療(ようせいちりょう)」とは、日常生活に起因する病気の原因を患者様と主に考え、ヨーガ治療や生活指導を用いて、健康を取り戻そうという治療のことです。従来日本で行われてきた養生法に、中国やインド等で行われている養生法を加味した新しい学問分野として、清野が提唱しています。生活指導の内容を、今ブログで紹介します。
「くらしと養生 第1話 養生と東洋医学(暮らしと養生に関して)」
「くらしと養生 第2話 1)入浴からくる不養生(1)はじめに」
「くらしと養生 第11話 2)睡眠からくる不養生(1)はじめに」
「くらしと養生 第12話 2)睡眠からくる不養生(2)睡眠の時間数」
「くらしと養生 第13話 2)睡眠からくる不養生(3)睡眠の時間帯」
「くらしと養生 第14話 2)睡眠からくる不養生(4)睡眠と体温」
「くらしと養生 第15話 2)睡眠からくる不養生(5)睡眠と冷房」
「くらしと養生 第16話 2)睡眠からくる不養生(6)睡眠と暖房」
「くらしと養生 第17話 2)睡眠からくる不養生(7)睡眠と寝具との関係」
「くらしと養生 第18話 2)睡眠からくる不養生(8)睡眠する場所(方位 =寝室の位置する方向)」
「くらしと養生 第19話 2)睡眠からくる不養生(9)畳とフローリング
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です
[ 2021.02.22 ]
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