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くらしと養生 第17話 2)睡眠からくる不養生(7)睡眠と寝具との関係

※「くらしと養生」は、清野鍼灸整骨院の旧サイトである「東洋医学の辞書サイト」に掲載されています。旧サイトには、写真入りで詳細にわかりやすく書いています。新サイトでは、本文を一部修正した文字のみの紹介になります。良かったら、旧サイト「東洋医学の辞書サイト」をご覧いただきたく思います。

第17話 2)睡眠からくる不養生(7)睡眠と寝具について

日本人は畳の上にお蒲団を敷いて寝るのが古来よりの習慣です。しかしながら、昨今はベッドでお休みになっている方も、かなり多いことと思います。毎日お蒲団を干す光景は、都会ではほとんど見られなくなりました。幹線道路は排気ガスが多いですし、共働きが多くなりお仕事をしている人は帰宅時間も遅いですから、お布団を干すことが出来ないというのも、理由としてあるのでしょう。

お蒲団を干さないと、細菌等衛生上の問題が生じます。それ以上に心配なのは、蒲団自体が暖かくないということです。このことが身体に害を及ぼします。

蒲団が冷たいと寒がりの人は大変です。湿度の多い日当たりの悪い部屋で休む場合は、なかなか身体が温まらず、眠りに付くまで一苦労することと思います。万年床に寝るときは、パジャマは厚手の物を着たくなります。お蒲団も、沢山かけることになり、寝苦しさが募ります。結果的に、睡眠で疲れを取ることが難しくなります。

定期的にお蒲団を干すことは必須条件ですが、お蒲団を干せない日が続く方、干せる環境に無い方は、蒲団乾燥機を利用することがひとつの対策法でしょう。フローリングの上に直接布団を引くことも、同様です。敷布団が冷たくなります。たまに、フローリングの上に直接寝ている人の話を聞きますが、様々な不快症状や不安材料を抱えています。フローリングの上に何か敷き、ベッドを利用するなどして、お布団が冷たくならない工夫が必要です。

睡眠の時間帯は、22時半から6時半が理想的と考えられています。この間7時間半くらい睡眠中で、寝入るまで15分、目覚めてから起き上がるまで15分程度横たわっていると疲れが取れると考えられます。睡眠の時間数が足りていても、寝ている時間帯によっては、睡眠の質が低下します。病気の背景を探るためには、個別に様々な条件を検討する必要があります。当院では、「養正治療(ようせいちりょう)」の一環として、来院時に、適切な睡眠方法の指導を行っています。

※「養正治療(ようせいちりょう)」とは、日常生活に起因する病気の原因を患者様と主に考え、ヨーガ治療や生活指導を用いて、健康を取り戻そうという治療のことです。従来日本で行われてきた養生法に、中国やインド等で行われている養生法を加味した新しい学問分野として、清野が提唱しています。生活指導の内容を、今ブログで紹介します。

くらしと養生 第1話 養生と東洋医学(暮らしと養生に関して)
 「くらしと養生 第2話 1)入浴からくる不養生(1)はじめに
 「くらしと養生 第11話 2)睡眠からくる不養生(1)はじめに
 「くらしと養生 第12話 2)睡眠からくる不養生(2)睡眠の時間数
 「くらしと養生 第13話 2)睡眠からくる不養生(3)睡眠の時間帯
 「くらしと養生 第14話 2)睡眠からくる不養生(4)睡眠と体温
 「くらしと養生 第15話 2)睡眠からくる不養生(5)睡眠と冷房
 「くらしと養生 第16話 2)睡眠からくる不養生(6)睡眠と暖房
 「くらしと養生 第17話 2)睡眠からくる不養生(7)睡眠と寝具との関係
 「くらしと養生 第18話 2)睡眠からくる不養生(8)睡眠する場所(方位 =寝室の位置する方向)
 「くらしと養生 第19話 2)睡眠からくる不養生(9)畳とフローリング

ご興味がありましたら、下記の2020年朝日新聞デジタルJIJICO掲載の睡眠の時間数に関するコラムをご参照ください。
 「細菌やウイルスから身を守る免疫力を高める方法とは?
下記は2020年朝日新聞デジタルJIJICO掲載の暖房に関するコラムです。
 「免疫力アップに必要な体温維持。ウィルス対策に最適な室温維持と暖房機器の使い方、運動など
下記は2020年朝日新聞デジタルJIJICO掲載の冷房に関するコラムです。
 「低体温の人は暑がり?クーラーの中で生活する本当の怖さとは?
 「就寝中のクーラーは体調不良を引き起こす?体温低下が招く危険性とは
 
東京・調布 清野鍼灸整骨院 
  院長 清野充典

清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です

[ 2021.03.13 ]

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