※清野鍼灸整骨院旧ホームページ「東洋医学の辞書サイト」内にある「お母さんのための子育て学」の内容を一部修正して転載しています。
逆子を治すために「逆子体操」をしているようですが、どうも効果を発揮していないような印象です。
助産婦さんは手で回転術を行います。熟練した人は1時間30分ぐらいかけてゆっくり、胎盤剥離を起こさないように行います。私も現実に見た経験があります。実に見事なものです。だだし、この技術を要している人は現在ではかなり限られているものと考えられます。学校教育等で熟練者により助産婦や産婦人科医に伝授・継承していってほしいものだと個人的に考えております。
手技による回転術を除き、逆子の治療に関しては、鍼灸治療が現代の医療の中で最も有効で安全性の高い方法であろうと認識しております。鍼灸治療における骨盤位(逆子)の有効性において医学博士の称号が送られた医師もおり、その効果が現代医学界でも認識されております。鍼灸治療をすると子宮が強く収縮し、胎児を通常の正常な位置へ自発的に戻す力を生じさせます。お母さん自身の力を応用するだけですので、とても安全です。
ただし、治療する時期には一定の条件があります。最も有効な期間は28週~32週です。胎児の状況によっては26週からでも可能です。赤ん坊は大きくなりはじめると子宮の中でくるくる回っています。25週以下では治療してもすぐ戻ってしまいます。医師もあまり逆子について問題視しない事と思います。胎盤の剥離も考慮し25週以下では行わないようにするのが通常です。
「お母さんのための子育て学 1 はじめに」
「お母さんのための子育て学 2 逆子にならないためには」
「お母さんのための子育て学 3 逆子を治す時期」
「お母さんのための子育て学 4 逆子の鍼灸治療」
「お母さんのための子育て学 5 床上げとは」
「お母さんのための子育て学 6 床上げに必要な期間」
「お母さんのための子育て学 7 おっぱいと便秘の関係」
「お母さんのための子育て学 8 おっぱいと便秘と鍼灸治療(体を冷やすことの怖さ)」
「お母さんのための子育て学 9 沐浴とは」
「お母さんのための子育て学 10 沐浴の時間帯」
「お母さんのための子育て学 11 布おむつと紙おむつの違い」
「お母さんのための子育て学 12 おんぶと前だっこではお子様から見える景色が違う」
「お母さんのための子育て学 13 離乳食は蕁麻疹を誘発することが考えられます」
「36歳34週6日目の逆子が1回目の治療中に治り35週6日目で正常位が確認されましたので手術の回避が確定しました」
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です。
[ 2021.01.26 ]
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