※清野鍼灸整骨院旧ホームページ「東洋医学の辞書サイト」内にある「お母さんのための子育て学」の内容を一部修正して転載しています。
授乳中にお母さんの体を冷やすことは、最大の注意事項です。赤ん坊の便秘を誘発しますので、注意が必要です。
ちなみに、妊娠中、身体を冷やし続けたお母さんは、妊娠中毒になりやすく、陣痛も起きにくくなります。出産までに24~48時間かかることは珍しくありません。それどころか3日たっても赤ちゃんが出てこず、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開をしなければ母体に危険が及ぶほど衰弱する事になるのです。産後の肥立ち(体力の回復)も悪く、若い人でも床上げに4週間以上要します。
また母乳も出にくくなります。赤ん坊を母乳だけで育てる事が困難になり、人工乳の力を借りなければならなくなります。赤ちゃんは出産後3時間おきに授乳しますから1日に7~8回の食事をしています。したがって、一日の便の回数は7~8回が正常です。1日1回の便の回数で正常だと思ってはいけません。赤ん坊の身体を大人と同じように考えているお母さんが多いのには驚きますが、それはすでに便秘なんです。人工乳を飲ませている赤ちゃんは便の回数が半分に減少します。最初から飲ませていると気付かないと思いますが、途中からミルクと混合にすると便の回数が急に減るのが解ると思います。人工乳は、成分上栄養が満たされていますので、授乳が困難なお母さまにはありがたい製品です。しかしながら、内臓の成長過程においては、母乳で育てるときと違いが出るという認識を持つことが大切です。
追加して申し上げますと、冷たい(暖かくない・ぬるい)おっぱいはを飲んでいる赤ちゃんは、便秘になる確率が高いと言えます。腎臓や大腸等の成長を妨げることも考えられます。便秘が続くと、湿疹が現れます。便秘や湿疹の症状を薬で抑えていると、薬の効力が切れた後湿疹は悪化します。長期化した時はアトピー性皮膚炎と診断され愕然とするわけです。アトピーとは「奇妙な」という意味です。アトピー性皮膚炎と診断されたら西洋医学では病態をはっきり特定できない=治療法が特定できない事を意味します。
そんな時こそ東洋医療・特に鍼灸治療を検討してみてください。ステロイドを使用していなければ数回で完治します。 詳しくは「小児ばり」のコーナーをご参照下さい。
「お母さんのための子育て学 1 はじめに」
「お母さんのための子育て学 2 逆子にならないためには」
「お母さんのための子育て学 3 逆子を治す時期」
「お母さんのための子育て学 4 逆子の鍼灸治療」
「お母さんのための子育て学 5 床上げとは」
「お母さんのための子育て学 6 床上げに必要な期間」
「お母さんのための子育て学 7 おっぱいと便秘の関係」
「お母さんのための子育て学 8 おっぱいと便秘と鍼灸治療(体を冷やすことの怖さ)」
「お母さんのための子育て学 9 沐浴とは」
「お母さんのための子育て学 10 沐浴の時間帯」
「お母さんのための子育て学 11 布おむつと紙おむつの違い」
「お母さんのための子育て学 12 おんぶと前だっこではお子様から見える景色が違う」
「お母さんのための子育て学 13 離乳食は蕁麻疹を誘発することが考えられます」
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました。清野鍼灸整骨院は、「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です
[ 2021.01.27 ]
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